ユーチューバーやプロブロガーなど、インターネットを活用して稼ぐ人が話題を集め、今や小学生の憧れの職業にも挙げられるようになっている。
「成功できるのはひと握り」とされているが、市内にもプロブロガーを生業としている人がいた。
市内黒部丘在住の藤沢篤さん(30)は、ブログ『ふじさわブログ』を運営。アクセス数は10万PVを超え、広告収入で月平均30万円から40万円ほどを稼ぐ。コンテンツの電子書籍化もはじめ、現在までに17冊を執筆し、うち1冊が書籍化もされた。ネット社会の中では、若手プロブロガーとして知られた存在だ。
ブログは「イケメンは、つくれる。」をテーマに、「イケメン」になるために奮闘する自らの生活ぶりをコミカルに紹介する内容で、髪型やファッション、減量などにも挑戦し、全国の同世代から共感を集めている。「自分の存在に自信を持てる『イケメン』は、生まれ持ったものでなく作れる。それを実践したい」と藤沢さん。
高知県出身の藤沢さんは20歳で上京、就職したが、「普通の会社員生活」を送る将来に抵抗を感じ、半年で退社。見聞を広げるために渡米し、帰国後は、居酒屋や引っ越しなど約30のアルバイトを転々とした。
25歳の時、ブログ『iPhone愛用中ドコモ店員のブログ』を始めた所、一挙に話題が広がり、広告収入で12万円を得た。「自分の力でお金を稼げた」とプロブロガーの道へ。翌年に『ふじさわブログ』に改名し、ガジェットや海外放浪など興味を持ったジャンルをとことん掘り下げるスタイルにファンがつき一躍人気ブロガーになった。
2年前にライフスタイルの似た友人が多く住む平塚市に転居した。「東京にも近く、海もあり、食べ物も美味しく、暮らしやすい」と平塚を紹介するサイトも公開予定だ。「人生を楽しんで自由に生きる、それがプロブロガー。やりたいことが山ほどある、挑戦し続けたい」と語った。
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