意見広告・議会報告
議会報告 中学校完全給食実施へ 市議会議員 金子修一
リトアニアへまた視察
市議会9月定例会の総括質問で、私は中学校給食やリトアニア共和国への教職員派遣について質問しました。
◎栄養に配慮した昼食を
中学校給食への要望は行政や議会に多く寄せられています。市は2017年5月に「中学校昼食検討委員会」を設置し、小・中学校長会やPTAの代表者らが昼食の在り方を協議してきました。
市内中学校は現在、ミルクのみの給食で家庭弁当と業者弁当販売を併用しています。中学校で完全給食を実施する県内自治体は現在、14市9町1村で、未実施は本市を含む5市4町です。
検討委は7月、「共同調理場方式の完全給食が望ましい」との検討結果を市長と議会に報告。これを受け、9月定例会では全会派の議員が給食について質問し、市長も前向きに検討すると答弁されました。実施時期について私も質問しましたが言及されませんでした。
市内全中学校に提供される7千食を想定した共同調理場は、建設に約23億円が必要と試算されています。財源確保のハードルはありますが、他の自治体と同様に生徒全員に栄養に配慮した給食が提供され、食育や共働き世帯の負担解消の観点からも早期実施を望みます。
◎教職員が渡航
東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプに伴うリトアニア交流事業に関する質問で、教育長と教職員4人が10月に同国を訪問することが明らかになりました。
答弁によると、同国の教育現場を視察し、今後の教育交流について具体的な共通理解を形成したいということでした。
しかし、市が想定している教育交流の内容は不透明なままですし、視察にかかる旅費140万円に見合う成果が得られるのか疑問です。
私は総括質問で、この費用を「子ども達のため」に使うべきと伝えました。学習支援補助員の増員などもっと必要なことがあるはずです。
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