意見広告・議会報告
県政報告 災害に強い神奈川へ 県議会議員 森正明(自民党)
西日本豪雨や近畿地方に上陸した台風21号、大阪北部地震、北海道胆振東部地震など、わが国は今夏、大きな自然災害に見舞われました。被災地の皆様が一日も早く日常を取り戻せるようお祈り申し上げます。
◎土砂災害、洪水に備え
7月豪雨災害は、広範囲で長時間にわたる降雨の影響で、緩んだ斜面地が崩壊し、押し寄せた土砂による家屋倒壊や堤防決壊による浸水被害などが相次ぎました。
神奈川県は、砂防施設の整備や急傾斜地の崩壊対策、流下能力を高める河川改修工事など順次進めていますが、全ての対策を完了するには大変な時間と費用が必要です。
そのため県はソフト対策として、事前に危険性のある場所を確認し、有事の避難に役立てていただくよう、土砂災害警戒区域と洪水浸水想定区域を公表しました。
平塚市はこれを基に「土砂災害ハザードマップ」「洪水ハザードマップ」を発行しています。市役所や公民館などで配布され、ホームページ上でも閲覧できるので、ご自宅や学校、職場の周辺にどのような災害リスクがあるのかを事前に確認し、災害の際は安全な場所に避難してください。
◎危険ブロック塀対策
6月の大阪北部地震では、法律の基準を満たさないと見られるコンクリートブロック塀が倒壊し、児童が亡くなる痛ましい事故がありました。
神奈川県は事故を受け、6月〜9月に県施設のコンクリートブロック塀について調査を実施、市内では県立高校や平塚看護大学、元平塚公共職業安定所などを調べました。県全体では、調査した118施設のうち86施設で基準に適合しない塀が確認されています。危険性の高い塀から建て替えるとし、9月補正予算で対策費が計上されました。
◎自助、共助の輪
災害対策を考える上で国や県、市の公助の充実はもちろんですが、住民自身による自助・共助の備えも欠かせません。
市内の市民団体「女性防災クラブ平塚パワーズ」は、災害時に活用できる「段ボールトイレ」の作り方を考案し、広く市民に周知するなど、家庭防災の視点から様々な活動を展開してくれています。
行政と市民が手を携えながら、首都直下型や東海地震といった大地震をはじめ、それに伴う津波、想定を超える降雨などに備えられるよう防災に取り組んでまいります。
■企画・制作/森正明事務所【電話】0463・21・8655【FAX】20・2002【URL】
www.morimasaaki.net
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|