2018年度プレナスなでしこリーグ2部で得点王を獲得した 大滝 麻未さん 平塚市内在住 29歳
新たな目標に向け結果を出す
○…日本女子サッカーのトップリーグ「プレナスなでしこリーグ」2部で2018年度の得点王を獲得。1月にニッパツ横浜FCシーガルズに加入、11得点の活躍だった。「獲得できたことは素直に嬉しい。結果を出さなければ、と臨んだ加入初年度に最低限やるべきことはできたかな」と話す。
○…今季チームもリーグ準優勝と好成績をおさめ今週末8日、1部への入れ替え戦初戦に臨む。昇格は自身が目標とする五輪出場メンバーに選出されるための必要な条件の一つ。フランスの名門チーム、日本のトップチームで活躍するも2015年に一度引退。しかし国際サッカー連盟が運営する大学院FIFAマスターに入学したことでサッカー選手であること、現役でプレーをすることの素晴らしさを再認識しピッチに戻る。「東京五輪出場を選手生活の最後にできたらいいな」と少し表情が硬くなる。
○…兄の影響でサッカーを始め、小学校時代は平塚市の港FCでプレー。自分より上の学年の試合に出たり市の選抜選手に選出されたりと目立った。「テニスも習っていましたが、サッカーの方が断然楽しかった」と当時を振り返る。太洋中・鎌倉高時代は、学校のサッカー部と、現チームの下部組織にあたる横須賀シーガルズに所属した。男子部員の中に女子1人でも「サッカースキルは男子に全く負けていなかったですね」とキッパリ。
○…「女子選手はサッカーだけで、まず生活できていません。一人でも多くの方に存在を知ってもらい、試合で頑張る私たちを応援してほしい」と女子サッカーを取り巻く環境や待遇面などの課題についても真剣に考える。最後に「選手でいられる年数は限られているので、とにかく目標に向けてやりきります」と笑顔で意気込みを語った。
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