意見広告 これからの平塚市を示すのは市長か、議会か、行政担当者か 市議会議員 府川まさる
少子高齢社会に効率的でやさしいまちづくり
市役所の4階、市長室の入口付近のロビーに平塚市の名誉市民3人の胸像があります。国立がんセンター総長であった医学博士・比企能達、そして政治家の河野一郎、河野謙三です。すでに3名とも故人です。散歩のついでに市役所見物をしてみたらいかがでしょうか。
かつて、河野謙三氏がわたくしにこんなことを言いました。
「府川君、ボクは参議院をやめたら平塚の市会議員になってみたいと思っているんだよ……」
謙三さんは特有の冗談めかした表情で言いました(わたくしは昭和40年代は河野洋平秘書でしたので、連絡で訪問していました)。
わたくしが、それに対して返す言葉もなかったので、その話はそこでおしまいでしたけれど、あとでそのことを何度も思い出しました。それは、純粋に政治家として育ててくれた平塚市に恩返しをしたいと考えたのか、それとも平塚市という身近な行政に参加して、もうひと花咲かせたいと考えたのか、それとも…わかりません。
しかし、確かに言えることは、身近な行政に関わることが、魅力ある仕事に見えていたのであろうということです。
いま、平塚市には本格化する人口減少社会、少子高齢社会を見据えての備えが要求されます。
平塚市内の高齢化は、すでに27パーセントが65歳以上となりました。これからは、人口減を背景に、社会構造や価値観の変革を見据えた対策が必要です。成長の鈍化した中で、まちづくりをすすめなければなりません。
一方で、障がい者や高齢者にやさしい行政、若者が希望を持ち続けられる行政が行われることが望まれます。人口減少や少子高齢社会が続くことが予想される中、効率的で無駄のないまちを目指すコンパクトシティの具体的な姿を示さなければならないと思います。
府川まさる
平塚市南原1丁目18-17
TEL:0463-33-8880
FAX:0463-35-0033
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