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夏の甲子園神奈川大会 重量打線で念願の頂点へ 平塚学園 7月13日に初戦

スポーツ

公開:2019年6月20日

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バッテリーを組む内囿捕手(左)と豊泉投手
バッテリーを組む内囿捕手(左)と豊泉投手

 第101回全国高校野球選手権の神奈川大会が7月7日に横浜スタジアムで開幕する。1998年の西神奈川大会以来、21年ぶりの優勝が期待される平塚学園(八木祟文監督/部員数60人)は、同13日に相模原総合との初戦を控える。

 平塚市内で唯一、甲子園を経験している。チームを率いて11度目の夏を迎える八木監督(40)は「今年は打撃が特徴で、伸びしろを残した可能性のある集団」と評す。

 四番に座る内囿(うちぞの)光大捕手(3年)は4月以降だけで6本塁打をマークするなど打撃好調。五番に座る吉村慶佑内野手(同)も長打を安定供給している。注目株は1年生の田中慎之介内野手。1年生19人の中で唯一スタメンを張ってきた逸材で、健大高崎(群馬)との練習試合では強豪相手に臆することなく本塁打を見舞ってみせた。

 ここまで花巻東(岩手)、中京大中京(愛知)、日大三(西東京)、常総学院(茨城)など甲子園の常連校と強化試合を重ねてきた。ルーキー田中内野手の加入後はとくに打線が好調だ。今春以降、1試合平均10本以上の安打を誇る重量打線を神奈川大会でも爆発させ、甲子園への切符をつかみたい。

 投手陣のエースは豊泉雄大(3年)。オーバースローとサイドスローを投げ分ける技巧派。135キロのストレートにスライダー・カーブ・チェンジアップなど多彩な変化球を絡め、相手に的を絞らせない。

 しかし、最大8試合を戦う神奈川大会を考えるとチームの投手層が厚いとは言い切れず、豊泉投手は「自分が全試合・全イニングを投げるつもりでいく」と意気込めば、女房役の内囿捕手は「マウンドでしっかり声かけし、普段通りの投球を引出します」と前を向く。

 順調に勝ち進めば4回戦で横浜と対戦する。八木監督は「トーナメントは何が起こるか分からない。目の前の一戦に集中するだけです」と話した。

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