横内在住の大村杏奈さん(東海大学付属相模高校3年)が、7月19日から境港公共マリーナ(鳥取県)で開催されるセーリング競技のワールドカップ「レーザー級世界選手権大会」に初出場する。東京五輪の代表選考も兼ねており「実力を出し切りたい」と意気込む。
大村さんは湘南ベルマーレひらつかビーチパークでヨットに乗る女性を見かけ競技に興味を持ったという。「かっこよかった。習える場所を探しました」と、全国から選手が集まる名門、江の島ヨットクラブに中学2年生から所属している。
レーザー級はキャビンを持たない小型のヨット「ディンギー」を、両手に握る数本のロープで操る。モーターはなく、風力と潮力を使い決められたコースのタイムを競う。
初の大舞台を前に、「今までは箸にも棒にもかからなかった」と大村さん。幼少期から競技を始める選手も多い中、中学生で始めた大村さんは、ライバルに追いつけない時期もあった。インターハイ県予選準優勝や、昨季のユース総合成績で国内4位になるなど好成績がW杯の出場につながった。
飛躍の要因について「体重を増量し、対応できる風域が広がった。1レース目から自信を持って取り組めるようになった」と話す。大村さんは「東京五輪がいきなり見えて驚いています。せっかくのチャンス。出場を目指したい」と力強く語った。
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