新たな広域周遊観光の可能性を探るため、昨年8月から平塚をはじめ湘南地域4市3町と県が実施しているシェアサイクルの実証実験。自転車の貸し出しと返却ができる「サイクルポート」と呼ばれる駐輪場の設置が進むなか15日、平塚駅西口の第3駐輪場に市内10カ所目となるサイクルポートが設置された。
シェアサイクルは、平塚・鎌倉・藤沢・茅ヶ崎市内に設置されているサイクルポートでいつでもどのポートでも自転車の貸し出し、返却が可能な新たな交通手段。実証実験では、GPSを搭載した自転車の走行データをもとに利用者の動態を把握、サイクリングによる湘南エリアの周遊観光促進を目指している。
ポートは平塚市内に10カ所118台分、全体では54カ所、511台分が設置されている(1月21日現在)。実証実験の協働事業者であるシナネンモビリティ+(株)の担当者によると、昨年10月の台風19号などの影響もあり、データサンプルは十分でない状況。詳細はまだ把握できていないものの「シェアサイクルはおおむね市内で循環している傾向がある」という。
ポートの設置は今後も進めていく方針で、平塚市内では今年度中におよそ30カ所まで増設される見通し。実証実験は2022年3月31日まで。
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