意見広告・議会報告
議会報告 平塚市による市民の個人情報収集 市議会議員 金子修一
昨年12月の市議会で「平塚市による市民の個人情報収集」について質問しました。
「住所」「生年月日」「国籍」などを収集するのは分かります。しかし、市が収集している内容は驚くべきものでした。心身の状況として「身体」「精神」「介護」、家庭状況として「婚姻歴」「家族状況」「趣味」など、社会生活として「学歴」「職歴」「地位」「役職」など、経済状況として「資産状況」「収入」「所得」「納付状況」「取引状況」など、また「信条」「人種」「社会的身分」「犯罪の経歴」「病歴」「心身の機能障害」「健康診断等の結果」なども収集しているのです。
「婚姻歴、取引状況は何に使うのか?」と質問しましたが、市民部長は「使用は把握していない」と答弁しました。「信条については個人の見方、考え方。人種は黒色人種、アイヌ民族等の分類で、どの場合に利用しているのか承知していない」と答えています。
さらに問題なのは社会的身分の市の考え方です。「職業的な地位や学歴は含まない。例えば被差別的部落出身者であることや、子の嫡出・非嫡出などが挙げられる」と市民部長は答弁しました。これは人権にかかわる重大な事案です。
市は平成29年度に976件、30年度に994件の市民の個人情報を使用しています。また、収集した情報を民間企業と共有していることも明らかになりました。
「個人情報を取得するには審議会の確認が必要だが、全て確認が取れているとは言い切ることができない」と市民部長は答弁。市長に対して考え方を求めましたが応じませんでした。市は市民の個人情報を大量に収集していますが、チェック体制が疎かです。市議会で初めて取り上げられた質問でした。市民全員にかかわる大変重大な問題。改めて議会で質問を予定しています。
|
<PR>
確かな未来を創るのは公明党3月28日 |
|
|
|
|
|
ロボット企業交流拠点ロボリンク神奈川県の「さがみロボット産業特区」の取組みで生活支援ロボット発展へ https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/robolink/index.html |
<PR>
3月28日