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T&M講座 第39講 コロナウイルスを通じて考える教育のあり方 個別指導塾・家庭教師T&M
新型コロナウィルスの問題が生じるまで、子供達の多くが、経済的に二分化された雇用条件を直視せず、安穏と暮らしていました。しかし、コロナの問題は多くの人々が不安定な雇用環境にいる事を露呈させました。安定的で高い対価の労働、そんな雇用環境への転職が可能な状態を希望しても狭き門なのが現実です。この現実こそ、子供達に認識させるべきだと私は考えます。
子供達が将来望む収入を得て希望するポジションに立ち、予想出来ない経済的な危機などリスクファクターに対してリスクヘッジしうる選択権を持つためには、如何なる手段を講じうるのかを考えさせる事こそがフェアな教育だと考えます。子供達に社会の現実を直視させず、考える機会も与えないまま「部活や好きな事にひたすら打ち込む事が良い」と推奨して、現実と乖離した目標に取り組ませても、徒労となり子供達を厳しい雇用環境に追い込みかねません。無計画に部活に時間を使う価値はあるか、子供達の能力を無視し効率を追求していない学校のカリキュラムに沿った勉強や、これに準じた塾で他人と足並みを揃えれば十分なのか、考えるべき課題は様々です。
目標の合理性を思考し、戦略や戦術を選択する力、適正に修正する力が問われる社会で、思考力を育てず現実を無視した時間の費消を野放図に褒めたたえる行為は、無責任な教育だと考えます。現代日本は、我々大人の育った日本とは違います。子供達が一度の人生をどう生きたいのか、本気で問う事が本来我々大人の果たすべき義務なのではないでしょうか。
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