神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「塩サバ麺」で消費拡大へ 「平塚漁港の工房」開店

文化

公開:2020年10月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
「塩サバ麺」で消費拡大へ

 出荷規格に満たない「低利用魚」の活用で、飲食店と地元漁師がタッグを組んだ。千石河岸のひらつかタマ三郎漁港に3日、「平塚漁港の工房」がオープンする。

 運営は、同所で「平塚漁港の食堂」を切り盛りする株式会社ロコロジ(常盤嘉三郎代表)で、平塚市漁業協同組合と協働で6次産業化の一環として事業化した。常盤代表はオープンを前に、「老若男女問わず、地元の皆さんが地魚に親しめる店舗を目指します」と意気込んでいる。

 看板メニューは、塩サバ麺(850円)=写真=とサバ味噌坦々麺(950円)だ。地元漁師から直接仕入れた出荷規格に満たない小サバを煮干し状に加工してから、じっくり煮出してスープを抽出。飲み干せるほどのあっさり風味に仕上げた。

 「低利用魚」の活用は、市内漁業の課題の一つだった。市漁協によると、「昨年は漁獲量全体の40%を低利用魚が占めていた」といい、なかでもサバは獲れすぎてセリにかけても売れなかったり、300g以下の小さな個体は規格外として扱われる傾向にあるという。

 同店は通年で水揚げされていることからサバの安定供給に目途を立て、スープ抽出で大量消費できることからラーメンに着目。試行錯誤を繰り返して商品化にこぎつけた。市漁協関係者も「地魚の消費拡大につながるのでは」と期待を寄せている。

 店内では地場産の干物やしらす商品も販売されており、常盤代表は「今後は地魚を使った惣菜やお弁当などのメニューを充実させて、多くの人に魅力を伝えたい」と話していた。

営業時間:午前11時30分〜午後7時頃。火・水曜定休。駐車場8台完備。

平塚・大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6

絵本の世界へようこそ

平塚市美術館

絵本の世界へようこそ

7月6日から展示

7月1日

夏の夜空に3千発

平塚市

夏の夜空に3千発

8月25日花火大会

6月29日

図書館ボラで不登校支援

図書館ボラで不登校支援

7月19日 中央図書館で

6月28日

県内ワースト1に歯止めを

平塚署管内自転車事故

県内ワースト1に歯止めを

高齢者、二輪事故も多発

6月27日

備えてますか?非常用トイレ

3人約1カ月 この1セットで安心

備えてますか?非常用トイレ

自治体備蓄分では不足も

6月27日

園児の声で七夕感じる

園児の声で七夕感じる

商店街で唄放送

6月27日

6月28日・29日屋根展

茅ヶ崎市民文化会館(茅ヶ崎市茅ヶ崎1-11-1)で

http://www.naritaya.com/

MADOショップ平塚真土店

断熱窓リフォームに、今年も国から補助金あり!

http://kobayashikenso.co.jp

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月27日0:00更新

  • 5月30日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

平塚・大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚・大磯・二宮・中井版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年7月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook