地元の「食の魅力」を発信しようと割烹竹万(花水台37の3)の3代目・関口雄一さんが発起人となり企画した「西海岸ファーマーズマーケット」が21日、同店の駐車場で初開催された。平塚・大磯の農家が参加し、開始1時間で売り切れる盛況ぶり。今後、毎月第1・3水曜日に実施していく予定という。
関口さんは「漁業が注目されがちな平塚ですが、農産物も県内随一の生産量を誇るなど魅力がたくさん。まちの財産としてPRするイベントがしたかった」と話す。
第1回は城所の「横田園芸」(横田敬一代表)と、大磯町の「From The Field」(細川淳平代表)が出店。カラシナやワサビナといった葉物野菜をブーケのように束ねたリーフサラダMIXやバラジャム、甘いと評判のかぼちゃなど、無農薬・無肥料にこだわって育てられた採れたての野菜が並んだ。午前9時30分に開始し、1時間で売り切れる盛況ぶりだった。
横田さんは「コロナでレストラン等に卸していた分がなくなってしまった。横田園芸の野菜のファンを作るきっかけにしたい」と意気込む。細川さんはおすすめの調理方法やどのようにつくられた野菜なのかを説明しながら販売できる形に、「お客さんとコミュニケーションをとりながら買い物してもらえるのがうれしい」とにっこり。「新しい販路になればいいと思います」と期待感をにじませていた。
次回は11月4日(水)、午前9時30分〜11時30分。現在、出店農家を募集している。希望者は関口さん【携帯電話】090・4661・3316へ。
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