市内中里在住の岩佐快斗さん(23/平塚市陸上競技協会)が、12月6日に開催される第74回「福岡国際マラソン選手権大会」に出場する。新型コロナの影響で出場人数が制限されている中、岩佐さんは出場条件の公認記録保持者として出場権を獲得。「タイムは後からついてくると思う。まずは楽しみたいです」と意気込む。
岩佐さんは春日野中学校、大磯高校の出身。中央大学に進学し、陸上競技部で汗を流した。今年4月に地元企業に就職した後も、来年春に実施予定だった東京マラソンを目指し練習に励んでいた。新型コロナの影響で10月に延期になり、直近で出場できるレースはないかと調べ、福岡国際マラソンの開催を知った。
3月に大学ラストレースとして出場した「びわ湖毎日マラソン」の記録・2時間19分51秒を掲げて申請。「福岡はエリートレース。正直ダメ元でした」と一般参加94人中、ゼッケン番号83番で出場権を獲得した。2時間15分をきることが目標だ。
4区わかせる後輩育てたい
社会人一年目ランナーとして、仕事と陸上の両立が目下の課題だ。「大学時代のように、陸上中心というわけにはいかない。それでも工夫して週6日で練習しています」と岩佐さん。朝5時に起床し、出勤前に国道1号〜海岸や総合公園を走り込んでいる。
大学時代、エントリーメンバーに選ばれながらも、箱根路を走ることは叶わなかった。今はその悔しさが原動力だ。「陸上協会の取り組みなどを通して、いつか箱根駅伝で平塚の4区をわかせるような選手を育てたい。社会人になっても陸上を続けられると、後輩たちに伝えたいです」と話していた。
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