平塚市は市民に下水道サービスを持続的・安定的に提供し、中長期的な視点で経営環境の変化に対応するための事業管理のあり方を示す「平塚市下水道事業経営戦略(素案)」についての市民意見(パブリックコメント)を募集している。募集期間は2月15日(月)までで、素案の冊子は市役所本館や公民館で閲覧できるほか、市ホームページで公開。地震・浸水対策等が計画されている。
同素案は、「平塚市総合計画〜ひらつかNEXT〜」に基づいたもの。2030年度までの10年計画で、今後考えられる施設等の老朽化による更新投資の増大、人口減少に伴う使用料収入減などに対応できる経営戦略を示している。
各施設で耐震化
現在の整備状況は、19年度末時点で標準耐用年数の50年を経過した水路が約31キロメートル(約2・5%)あり、老朽化が進んでいる状況ではないが、今後改築更新が増えていく見込み。素案の中では、桜ヶ丘・撫子原ポンプ場耐震長寿命化工事などが含まれている。
新規整備としては、災害時の緊急輸送路に指定されている国道1号付近の下水道の耐震化等の地震・浸水対策、ツインシティ大神地区下水道整備を盛り込んだ。
市担当者は「下水道は基本的に道路の下にあるので、重要なライフラインにもかかわらず認知度が低い。市民生活に深く関わることなので、多様な意見をお待ちしています」と話していた。
素案への意見は、氏名、住所、電話番号を明記して平塚市下水道経営課に郵送(〒254ー8686平塚市浅間町9の1)又はファクス(【FAX】0463・21・9605)、メール【メール】gesuikeiei@city.hiratsuka.kanagawa.jp)で応募。市の回答は後日公表。
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