市は、キャッシュレス決済の推進と市内経済の活性化を目的としたプレミアム商品券事業「ひらつか☆スターライトポイント」を市内在住者に限定し実施する。ポイントの申し込みは6月1日〜。また、市内外問わず購入できる地域マネーや「ふるさと納税」と絡めた行政ポイントの新機能を拡張させる。21日の定例記者会見で落合克宏市長が発表した。
プレミアムは市民限定
「ひらつか☆スターライトポイント」はスマートフォンを活用した市独自の決済システム。ポイント販売店で専用アプリにポイントをチャージすると、購入額にプレミアム分のポイントが上乗せされる。
今回は購入額(上限2万円)に対して20%のプレミアムが付与される。発行総額は9億4800万円。対象は市内在住者。6月1日〜20日に申し込みを行い(予算超過の場合抽選)、7月1日からポイント販売店でチャージできる。ポイントの利用期間は7月1日〜12月31日。ポイント販売店舗にはポイント販売額の5%がキャッシュバックされる。
電子マネー類似機能も
居住地を問わず誰でも現金でチャージができる電子マネー類似機能の「スターライトマネー」は地域通貨化に向けた実証実験として運用を始める。アプリ内にチャージできるのは1人あたり上限5万円で、繰り返しチャージ可能。プレミアムはつかないが、各店舗から出されるクーポン等を利用できる。発行総額5億円。
行政ポイントを導入
行政ポイント事業の「スターライトマーレ」は、ふるさと納税の返礼品という形で付与するため、現時点では市外在住者のみ利用可能。寄付額の30%をマーレとして付与し、マーレを利用できる店舗は総務省の定めた「地場産品基準」に該当する加盟店に限定される。利用期限は3月31日。今後、マーレが付与される事業を拡大していく予定で、市内在住者も対象にしていくという。
加盟・販売店を募集
ポイントが利用できる加盟店(上限1500店)と、ポイントのチャージができる販売店(上限230店)を新規募集する。5月10日〜21日、事業専用ウェブサイトから申し込む。
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