昨年は開設されなかった「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク海水浴場」が、今夏はオープンを前提に準備を進めている。コロナ禍で先行きは不透明だが、平塚市は7月下旬からの開設を想定している。
昨夏、海水浴場開設を巡っては、県から海水浴場の開設者に対して海の家の完全予約制や、砂浜に一定間隔で目印を設置することなどを求める指針が示され、平塚市を含む県内25カ所のすべての海水浴場が開設を中止した。一方で、今年4月には県から「海水浴場ルールに関するガイドライン(2021年度版)」が示されているが、内容は緩和された。
平塚市はそれを受け、今夏は7月下旬から8月末頃の開設を目指して調整を進めている。市みどり公園・水辺課は、「最終的な判断は感染状況を見ながらとなるが、開設が決定した際に遅れが出ないようにするため、しっかりと準備を進めていきたい」としている。
県が示したコロナ対策としては、海水浴場設置者は場内放送によって来場者へ身体的距離(できるだけ2m、最低1m)確保の呼びかけ、ライフセーバーらは毎日健康チェックを実施して体調不良の場合は従事しない、接触確認アプリ(COCOAや神奈川県LINEコロナお知らせシステム)の活用推進などがあげられる。海水浴場利用者については、事前の検温や身体的距離の確保、手指消毒、マスク飲食などが求めるとした。
近隣市ではすでに茅ヶ崎市や藤沢市が海水浴場開設の方向性を示し、逗子市では先月末に開設を前提に関係者で検討会が開かれている。
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