宮の前に本社を構える守山乳業株式会社がこのほど、ひとり親家庭や支援を必要とする家庭に食料支援を行う「フードバンクひらつか」に、約4万本のココアを寄付した。
パッケージがリニューアル
今回寄付されたココアは、180ミリリットルのチルドカップで12本入り×3200ケース。ガーナ産カカオ豆のココアパウダーを使用した濃厚な味わい。同商品は、スーパーを中心に流通しており、年に2回パッケージがリニューアルされる。寄付されたココアはパッケージが秋冬用のもので、3月に春夏用にリニューアルされたため、賞味期限は残っているものの流通させることができないため、寄付に至ったという。
寄付されたココアは、5月10日から平塚市内の幼稚園や保育園所放課後児童クラブで配布されているほか、平塚市民病院や厚木市立病院、海老名総合病院などコロナ患者を受け入れている病院の医療従事者へも寄付する。今後は、伊勢原や茅ヶ崎など近隣の幼稚園や保育所、放課後児童クラブなどでも配布される予定という。
社会貢献として
同社はこれまでにも2度ほど、フードバンクひらつかが主催するフードドライブでオーガニックコーヒーを寄付している。同団体のスタッフからは「本当にありがたい」など、感謝の言葉を受けた。
大塚直人代表取締役社長は、「商品を製造する上で、どうしてもロスが出てしまう。これまで廃棄していた商品を有効活用してもらうことで、当社としても社会貢献ができる。両者にとってメリットのある事業だと思うので、今後もフードバンクを通して寄付ができれば」と話した。
同社は2018年に創業100周年を迎え、「笑顔を創る」を経営理念に掲げている。
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