7月2日の夜から3日の朝にかけて記録的な大雨となり、平塚市内に「緊急安全確保」(警戒レベル5)が全国で初めて発令された。金目川流域のおよそ8万9000世帯、19万9000人を対象に、命の危険があるとして直ちに安全確保を呼びかけた。朝6時〜8時に、地域住民による冠水等の消防通報が相次いだほか、県道62号の長瀬バス停が崩落し、一時は通行止めになるなど被害があった。
住家の浸水被害は市が5日に発表した第1報で18件。公民館等の公共施設20カ所で雨漏り等の被害があったほか、道路通行止め13カ所、土砂崩れ17件が確認された。人的被害はなかった。
小中学校16カ所に開設された避難所には、3日朝9時をピークに最大143人の地域住民が避難。市担当課によると、感染症対策マニュアルに基づき、避難者同士の間隔を開けるなどして運営にあたったという。
平塚市は、大雨によるり災証明書の申請と発行を受け付けている。り災証明書については固定資産税課【電話】0463・21・8768、床上浸水などの災害見舞金等は福祉総務課【電話】0463・21・9862へ。
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