城島小2年生の河野凌大さん(8)が、小鍋島の自宅付近の用水路で金色のオタマジャクシを捕獲し、金色のカエルに成長させた。
河野さんが30匹ほどおたまじゃくしを捕まえた中に、金色のものを発見した。カエルの全長は約2cm、瞳は成長とともに橙色になった。
広島大学両生類研究センターに所属する三浦郁夫准教授によると、河野さんの成長させたカエルはニホンアマガエルのアルビノであると分かった。「アルビノ」は、黒い色素を作る遺伝子が突然変異で機能しなくなった個体。「遺伝子突然変異の確率は通常極めて低く、該当の遺伝子を持つ雌雄が出会ってアルビノが生じる場合もある。生息地が狭くなると同じ雌雄で交配する可能性が高くなり、アルビノが生じる可能性が高くなります」と解説した。
河野さんは過去に金のオタマジャクシを見つけたことはあったが捕まえたのは初めて。発見した際、病気なのかと疑問に思ったが、小学校で珍しいと話題に。「カエルに成長したら足が長くて元気に跳ねる。捕まえられてよかった」と話した。
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