平塚学園高等学校写真部が平塚市の公式インスタグラムを活用して8月10日から9日間の日程で市の魅力を発信する。平塚市によると自治体としては県内初の取り組みといい、「高校生ならではの視点で平塚の魅力を伝えてほしい」と期待を寄せる。
市、若年層への訴求期待
写真を共有する人気SNS「インスタグラム」。平塚市はシティープロモーションの一環で2016年7月に公式アカウントを開設し、市内の景色や植物などを投稿している。「#hiratsukagood」のハッシュタグで市民などから写真投稿も募っており7月1日現在で7万3000件以上が投稿されているという。
フォロワーは現在6300人。市によると近隣自治体の公式アカウントと比較すると多いが、18歳〜24歳までの若年層のフォロワーは50人(0・8%)にとどまる。
今回の取り組みはテイクオーバーという企業なども採用している手法。高校生が市公式アカウントで発信することで、若年層への訴求効果を見込む。市シティープロモーション担当は「若い人のフォロワーが3倍、4倍、それ以上になってほしい。投稿の方法など教わるところも大きいのでは」と期待を寄せる。
平塚学園高等学校写真部(部員数22人)が「ひらつかで過ごす夏休み」をテーマにグルメやレジャーなど15カ所を撮影。8月10日〜20日までの9日間に発信する。
部長を務める3年生の渡邉望美さん(18)は「高校生らしさを出した投稿をしていきたい。地元の人にも新しい発見につながったら嬉しいです」と話した。
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