「かながわブランド」に登録されている平塚産「湘南梨」の収穫が最盛期を迎えている。平塚市内には大野地区と土沢地区で3戸の生産者が梨栽培に取り組む。
横山果樹園(上吉沢1804)では、約1ヘクタールの果樹園で10品種以上の梨を栽培。今年は7月25日から収穫が始まり、8月21日現在は酸味のある甘さが特徴の「豊水」が最盛期を迎え、続いて酸味がなくしっかりした果肉の「秀玉」、こちらも酸味がなく瑞々しい「秋月」がピークになるという。同園の横山篤正さん(43)は、「今年は昨年に比べ、梅雨のまとまった雨や梅雨明けから好天に恵まれたこともあり、病気も少なくできが良い。より糖度の高い梨ができた」と胸を張る。収穫は9月上旬ごろまで続くといい、同園では1日あたり約450kgの梨を収穫している。
「湘南梨」は、有機質肥料と減農薬で生育されており、安全性や品質が認められ2017年に「かながわブランド」に登録された。樹上で完熟させてから出荷されており、「甘みが強く、味が濃いのが特徴」という。
「湘南梨」は生産者の自宅直売所や、JA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」などで販売されている。
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