平塚市は8月25日、妊婦向けワクチン優先接種、学校の夏休み延長、子ども向けインフルエンザ予防接種の3つの新型コロナウイルス対応策を発表した。
同居家族も対象
柏市で新型コロナに感染していた妊婦が自宅で出産し新生児が死亡した問題を受けて、平塚市では妊娠中の人へワクチン接種の優先枠を設ける。
妊婦と同居の家族が対象で、市は3200人と想定する。これまでワクチン接種を実施していなかった市内4つの産科医療機関で実施。また、集団接種会場でも特別枠を設ける。担当者は「接種は9月中をめどに実施したい」と話す。
6日から学校再開
新型コロナ感染拡大を受けて、平塚市は市立小中学校の夏休みを9月3日まで延長する。土日を挟み、学校再開は6日から。6日〜10日までは午前中授業となり、給食・昼食はなし。
また、授業時間を小中学校ともに5分短縮し、小学校は1単位40分、中学校は1単位45分とする。感染リスクが高い合唱や調理などの実習は行わない。
学年を超えて集合させる学校行事は延期、または中止とする。各学校では運動会の開催を控えており、市の担当者は「緊急事態宣言、まん防の期間中は学年を超えての行事をしてはいけないことにしているので、今年の運動会は学年ごとのフェスなどで対応する学校もある」と話す。修学旅行については、検討中という。10日までの対応だが、状況に応じて変更する場合もあるという。
インフル予防に助成
コロナワクチンが接種できない12歳未満の子ども(生後6カ月以上)に対してインフルエンザ予防接種の費用を助成する。医療機関の外来の負担軽減をめざす。助成額は1回の接種につき2000円(上限2回まで)。市内の指定医療機関で実施し、期間は10月15日〜来年1月31日。
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