なでしこ小学校の3年生が10月5日、平塚市美術館主催の特別授業として対話型の美術鑑賞をした。1組、2組の生徒47人、同美術館の職員、ボランティアら13人が参加した。
同美術館の教育プログラムの一環として開催した。「対話による美術鑑賞」とは、作品を見る人が感じたことを言葉にし、他の人の意見も聞きながら考えを深め、作品の本質に迫ろうとする鑑賞方法。同美術館では、市内の小中学生を対象とし、この鑑賞方法を用いた授業を実施している。
対話による美術鑑賞のボランティアチーム「ひらビあーつま〜れ」のメンバーが、鑑賞をサポート。はじめは10枚の絵を4人グループで鑑賞し、絵の共通点を見つけて発言しあう。発言が苦手な子にはボランティアが「思ったことを言っていいんだよ」と促す場面も。そこから枚数を減らし、最後にはクラス全員で1枚の絵を鑑賞した。
同館学芸員の浅野泰恵子さんは「この鑑賞授業をきっかけに、普段も発言ができるようになったという感想をいただいたこともある。今後も進めていきたい」と話す。参加した児童は「いろんな絵があって面白かった」と笑顔を見せた。
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