11月12日から25日は「女性に対する暴力をなくす運動」週間。平塚市でも、女性の人権尊重のための意識啓発や、理解を深めることを目的としてパネル展を実施している。
平塚市では「女性のための相談窓口」を設け、ドメスティック・バイオレンス(DV/配偶者からの暴力)をはじめ、ご近所や職場での人間関係の悩み、どこに相談してよいのかわからないこと等、女性が抱えるさまざまな問題に関し、女性の相談員が対応している。
今年度の相談件数は、10月末時点で473件、うちDV件数は92件だった。市人権・男女共同参画課では「早い時点での解決のお手伝いができれば。秘密は厳守いたします」と話す。
パネル展を実施
11月19日(金)まで、市役所本館1階多目的スペース東側で「女性に対する暴力をなくす運動パネル展」を実施している。内閣府令和3年度啓発ポスターや描きおろし漫画、デートDV防止リーフレットなどを展示中。
女性に対する暴力根絶パープル・ライトアップ
平塚駅南口広場の噴水を紫色にライトアップする「パープル・ライトアップ」が、明日11月19日(金)まで行われている=写真。時間は日没から午後10時。
市では令和元年度よりこの取り組みを実施しており、今年で3回目。
「パープル・ライトアップ」には、女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼びかけるとともに、被害者に対して、「ひとりで悩まず、まずは相談してください」というメッセージが込められている。
生理用品の無料配布
市では、コロナなど様々な理由で生理用品の用意が困難な女性に対し、防災備蓄品の生理用品を無償で提供している。配布内容は、生理用ナプキン2パック、おりものシート1パック、ウェットティッシュ、各種相談窓口のチラシ。合計275セット(なくなり次第終了)。
![]() パネル展のようす
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