第31回グレンツェンピアノコンクール本選で、松原小5年の石田莉世さん、同小6年の福川りこさんが小学校5、6年の部で金賞を、大野中2年の栁下七海さんが中学生の部で銀賞を受賞した。
毎年全国から約4万人が挑む同大会。新型コロナの影響で、会場開催から動画形式で実施された。予選、本選、ファイナルの3つの審査からなり、各審査で入賞すると次の審査に進むことが出来る。3人は今年春の予選から取り組み、11月に審査された本選の結果がこのほど発表された。
市内のピアノ教室・ムジーク楡でレッスンを受ける3人。同大会への出場は福川さんは2度目、石田さん、栁下さんは初となる。石田さんは「ピアノを始めて初のコンクールで緊張したけれど、金を取れてうれしかった」と笑顔を見せ、福川さんは「前回はファイナル選で優秀賞だった。初めての1位を取れて達成感があった」と話した。試験や部活と両立しながら大会に挑んだ栁下さんは「予選は時間がない中で取り組んだので、本選は力を入れて練習した」と振り返った。
ファイナルに向けて練習
3月に開催されるファイナル選に向け、3人は楽譜読みを進めているという。石田さんは「オクターブが綺麗に弾けるようになりたい」と目標を掲げた。福川さんは「ファイナルでも金賞を目指す」と意気込んだ。栁下さんは「納得のいく演奏ができるようにしたい」と決意を語った。
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