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胃がんや大腸がんを早期発見するために 医療レポート 「定期的な内視鏡検査を」 取材協力/伊勢原協同病院
医療の進歩によって、胃がんや大腸がんの内視鏡検査、治療がスムーズに受けられるようになった。患者にとって身体の負担がより少なくなり、早期発見や治療につながると期待される。そこで地域の中核病院として機能する伊勢原協同病院(鎌田修博病院長)の消化器内科診療部長、田中賢明(よしあき)医師に話を聞いた。
消化器内科では胃と大腸あわせて、2020年度は4500件の内視鏡検査を実施。現在は6名の常勤医が在籍し、外来診療では月曜日から土曜日(第3土曜日を除く)まで、常に2名〜4名の医師が担当している。
田中医師は、日本消化器内視鏡学会の専門医で指導医。同院では複数の医師が同様の資格を取得している。また、田中医師は肝臓の専門医・指導医でもある。同科では膵臓を専門とする医師も在籍するので、ほとんどの消化器疾患をカバーし、チーム医療で患者と向き合っている。
同科では鎮静剤を用いた内視鏡検査や、鼻から入れる内視鏡検査にも対応。一日で胃と大腸の両方を検査することもでき、患者の負担軽減に努めている。また、早期であれば内視鏡でがんの切除もでき、消化器内科で対応が困難な場合は、外科に紹介し院内で治療が完結できる。
「開業医との連携を密にし、なるべくスムーズに診断から治療につなげたい」と田中医師。「胃や大腸がんは早期発見が重要。コロナ対策を行い診療をしているので、安心して定期的に受診してほしい」と語った。
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こどもタウンニュースけんせい4月12日 |