早朝の渋田川の水面、川沿いを散歩する人々を尻目に、スイスイと餌を啄む、100匹近くのカルガモ―。
この光景を見つけたのは西真土在住の伊東俊夫さん。2年程前から散歩を始め、昨年末、早朝6時頃に川を通りかかったところカモの大群を見つけた。「後からそれほど珍しい事ではないと聞いたが、その時はあまりの数に驚いた」と振り返る。以降、通りかかる度に撮影を試みたが、「近くに寄ろうとすると逃げてしまうからこれが限界」と苦笑する。
周辺の環境に詳しい21渋田川プロムナードプラン推進協議会の岸文雄会長は、「渋田川には40種以上の野鳥が見られるが、写真の鳥は主にカルガモだろう」と話した。
かつて不法投棄などで環境が悪化していた渋田川は、市民団体の尽力で桜の名所になった。桜との共演が期待されたが、3月下旬にはカルガモの大群は去ってしまったようだ。
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