平塚・大磯・二宮・中井版
公開:2022年4月14日
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春のガーデニングシーズンを彩る「ペチュニア」が出荷ピークを迎えている。万田の吉川農園では、約500坪のガラス温室に赤やピンク、白、黄色など15色のペチュニアが並び、出荷作業に追われている。
市内では12軒の生産農家があり、同園ではバカラやカーペット、マンボなど5品種を栽培している。成長が早く丈夫なため初心者でも育てやすい花として知られ、バリエーションが豊かで春のガーデニングシーズンに人気という。
同園では昨年12月から種の植え付けを始め、3月下旬に出荷を開始。約5万ポットのペチュニアを、JA湘南の直売所「あさつゆ広場」(寺田縄)や県内外の市場などに出荷している。吉川雅幸さん(37)は「今年も例年通り、ばっちりの出来栄え」と温室内の花を見渡す。
出荷は5月いっぱい続く見込みで、「いい根を作るためには水の量の調節が必要。いい根に育つと、家庭で育てるときに劣化しにくく長く楽しめます」と吉川さんは話している。
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