平塚駅前の中心商店街などで例年6月に実施されている「湘南よさこい祭り」について、民間事業者らでつくる実行委員会は3年ぶりの開催を決定した。準備期間などを考慮して時期は9月に繰り下げ、会場もひらしん平塚文化芸術ホールを中心に実施する方針。
今年度最初の実行委員会が先ごろ開かれ、日程を9月18日(日)の午前11時から午後5時30分と決めた。新型コロナウイルスの影響で2020年から実施が見送られてきたが、湘南ひらつか七夕まつりと同様に規模を縮小するなどして、3年ぶりの開催となる。
同祭は全長約400mの湘南スターモール商店街を車両通行止めにし、各チームが隊列を組んで行進する「流し踊り」が名物となっていたが、沿道に詰めかける観客の新型コロナ対策などが困難なことから実施を断念。今年3月にオープンしたひらしん平塚文化芸術ホールに加え、隣接する見附台公園にステージを組み(予定)、「定点踊り」を行う。これまで商店街活性化を開催目的の一つに掲げてきたことから、実行委では中心商店街との連携を図りながら実施に向けた準備を進めたいとしている。
2004年に第1回を開催以来、湘南ひらつか七夕まつり、湘南ひらつか花火大会と並んで平塚の夏を飾る3大祭りとして市民に親しまれてきた同祭。実行委員長の辻博さんは、「『まちに元気を』『東北に元気を』を基本コンセプトによさこい祭りを開催してきた。このような社会状況にも、笑顔をもたらすお祭りを地域に届けたい」と話し、感染予防対策を講じた上での開催に意欲を見せた。
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