平塚市役所が、現在公開中の映画『シン・ウルトラマン』のロケ地になったとSNSなどで話題を呼んでいる。
作品では国民的キャラクター”ウルトラマン”が、現代の日本に初めて降着した世界を描く。当初2021年夏の公開を予定していたが、新型コロナの影響で延期に。19年9月には平塚市での撮影が行われていた。
ロケ地となったのは本庁舎8階の市議会議長室と7階の教育長室。2部屋合わせて3、4シーンの撮影だったが、マイクロバスなどの車両14台、スタッフ約40人の大所帯だったという。エキストラとして出演した市職員の斗澤正幸さん(54)は「多人数に驚いた。せっかくなので家族で見に行きたい」と話す。
撮影当時、市広報課シティプロモーション担当だった橋本龍太朗さん(35)は本作の企画・脚本を手掛けた庵野秀明さんのファン。ロケ地打診を受けると、他の候補地に先を越されないようにと前のめりで受け入れの準備を進めた。「市庁舎での撮影は初。関係各課との調整は大変だったが、市民の方々が平塚に愛着を持つきっかけになれば」と思いを語った。
現担当の三春雄太さんは「内容について詳しくは語れませんが、どのシーンで市役所が映ったかぜひ劇場で確かめてください」と呼び掛けた。
怪獣ブロマイド収集家も歓喜
市内豊田在住の丸島隆雄さん(60)はウルトラマンの熱心なファンの一人。幼少期、駄菓子屋で集めた怪獣ブロマイドは250枚を超える。過去に市内図書館で展示会を開いたことも。本作を見た丸島さんは「怪獣や音楽の懐かしさとともに、新しいストーリーと解釈を迫力満点の特撮CGで楽しめた」と話した。
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