県が実施する「公募型『ロボット実証実験支援事業』」に採択された株式会社カネコー(広川)の「ドローンによる被災物件の情報共有システム」の実証実験が、9月10日にさがみロボット産業特区プレ実証フィールドで行われた。
当日は20代から60代の男女16人が参加。同社が開発したシステム「ドロシーワークス」の有効性について、実証実験が行われた。同システムは、「ドローン撮影者」と「送信された画像を見る人」をつなぐシステムで、災害で住まいが被災した場合、迅速な状況確認と対応ができるほか、撮影した写真や動画を依頼主と修理業者に共有できる。
実験では、参加者がドローンを操縦して模擬被災箇所を空撮し、ドロシーワークスを使って画像を送信・共有する作業を行った。参加者からは「複数の写真や動画を同時に共有するシステムとして優れている」などの声があったという。
同社では「有事の緊迫した状況下でも、迅速にシステムが機能を発揮できるよう、データの処理時間や容量などを計測し、参加者の意見をシステムの運用や改良に役立てたい」と話している。
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