江陽中学3年生の齋藤龍君(徳延在住)が、8月に東京辰巳国際水泳場で開かれた「第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」の200m平泳ぎで優勝し、好タイムを出すなど各年代で活躍した1人が選ばれる優秀選手賞を受賞した。
コーチからは「キックの水を捉える感覚が優れている」と評される齋藤君。昨年の大会で同種目5位に入賞したのち、得意とする平泳ぎに専念した。ダンロップスポーツクラブ藤沢に通い、朝夕合わせて毎日10Kmを泳ぎ、1年間練習を重ねてきた。
大会は齋藤君の選手宣誓でスタート。決勝では2位に1秒近い差をつけて2分16秒70でゴールした。「きつい練習の成果が実ってうれしかった」と優勝した瞬間を振り返る。
同大会で齋藤君はメドレーリレー(4×100m)、フリーリレー(4×100m)の2種目でも準優勝入賞に貢献し、銀メダルを獲得した。
全中、国体でも活躍
齋藤君はジュニア五輪の直前に宮城県で開催された「第62回全国中学校水泳競技大会」の200m平泳ぎに出場。決勝で接戦を繰り広げ、上位とタッチの差でゴール。自己ベストを更新する2分10秒20で3位入賞した。
また、9月17日から栃木県で開催された「第77回国民体育大会水泳競技大会」のメドレーリレーでも準優勝。決して得意ではない100m平泳ぎでも高校生と渡り合い、自己ベスト更新で3位入賞を掴んだ。
4年前、小学5年の夏季ジュニア五輪の個人メドレーで金メダルを獲得し、「夢はオリンピック」と語った齋藤君。今もその目はオリンピックを見据えている。
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