平塚・大磯・二宮・中井版
公開:2022年10月27日
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渡り鳥のように「旅する蝶」として知られるアサギマダラ。長持在住の田近淳さん(68)が10月16日、長野県で標識がつけられた個体を平塚市内の湘南平のテレビ塔横斜面で発見した。長野県から直線距離にして約131Km。平塚への移動が確認された例はなく、非常に珍しいという。
田近さんが10月16日、湘南平で数頭のアサギマダラを撮影していると、羽に「カル60 9・18 6」と標識がついた個体を発見。アサギマダラの調査ネットワーク「アサギML」に照会したところ、軽井沢アサギマダラの会の会員・小林貴幸さんが9月18日に長野県軽井沢町で標識をつけたものだと判明した。
あさぎ色の斑模様が特徴のアサギマダラは、春から初夏にかけて沖縄や九州から日本列島を北上。長野県や群馬県など本州の高原に生息し、秋になると南へ移動する。移動距離が2千Kmを超える個体もあるという。
田近さんは「アサギマダラは人懐こく、不思議な魅力がある。また春に出会いたい」と話した。
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