平塚市北部のツインシティ大神地区で建設中の商業施設について、イオンモール株式会社は10月27日、業態がアウトレットモールであると発表した。名称は「ジ・アウトレット湘南平塚」。湘南ベルマーレと連携して地域創生に取り組み、2023年春の開業を目指す。
神奈川県内3店舗目となるイオンモールは、県の中央部に位置し、県内を南北につなぐ国道129号に面する。圏央道や東名高速道路、新東名高速道路のインターチェンジからのアクセスも良く、同社は広域からの集客も見込んでいる。
同社のアウトレットブランド「ジ・アウトレット」としては広島県、福岡県に次ぐ3番目の出店。敷地面積が約13万1000平方メートルで延床面積が約6万7000平方メートル、駐車場は約3300台を予定。湘南ベルマーレ監修のフットサルコート3面とクラブハウスを併設し、約300インチの大型デジタルサイネージを設置したスポーツ観戦などに利用できるイベントスペースも備えている。
地域創生を打ち出す
地域創生型商業施設を掲げる同施設は、湘南ベルマーレとオフィシャルクラブパートナー契約の締結を予定。年間を通したスポーツイベントのほか、フットサルコートを利用したサッカースクール、多様な運動プログラムを定期的に開催し、健康スポーツ施設として多世代で利用できる。
クラブハウスではベルマーレの歩みや功績を紹介する展示スペースも設置予定だ。同社担当者は「ベルマーレの前身であるフジタ工業サッカー部やベルマーレ平塚は大神グラウンドを練習拠点としていました。ベルマーレ発祥の地で、地域の皆様が集い、地元を盛り上げていく場が提供できれば」と話している。
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