宮松町在住の加藤亜咲美さん(18)=桐朋女子高3年=が、11月4日から佐賀県で開かれた「第28回フッペル鳥栖ピアノコンクール2022」に出場し、フッペル部門で第1位に輝いた。
全国からトップクラスの演奏者が集う同コンクール。年齢制限がないフッペル部門には音大生や社会人を中心に41人が出場した。
1500席の大ホールを会場に、1次、2次予選を経て6人が本選へ進む。もともと緊張はしない性格という加藤さんだが、「参加して初めてレベルの高さを知り、2次予選でミスをしたときは頭が真っ白になった」と振り返る。
超高校級の熱演
本選では新曲のリスト『バラード第2番』を披露し、「吹っ切れて楽しんじゃいました」と持ち前の明るさを発揮。審査員から「高校生とは思えないエネルギッシュさ」と評価された熱演で栄誉を手にした加藤さんは、「まさか自分が優勝するとは」と喜んだ。
同コンクールの成績を受け、来年11月にプロのオーケストラとの共演も決まった。リサイタルのオファーなども届いており、幼稚園の時から抱くプロのピアニストという夢にさらに近づいた加藤さんは、「自分だけでなくお客さんにも楽しんでもらえる演奏を」と声を弾ませた。
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