年の瀬を迎え、市内の神社では新たな年を迎える準備が進められている。
技術を伝承
小鍋島の八幡神社では12月9日、地域住民らがしめ縄作りに挑戦。戦前からしめ縄作りを行っている貴船神社(城所)の氏子から教わりながら半日かけて作業した。
八幡神社はこれまで簡易的なしめ縄を社殿に取り付けていたが、氏子総代の大貫毅さん(80)がコロナ退散の願いと町内が明るくなるようにという思いから、見栄えのする本格的なしめ縄を作ろうと提案。日ごろから交流のある貴船神社氏子会の三嶽嘉保会長(76)らに指導を仰いだ。
八幡神社の氏子は「新しい試みで和気あいあいと活動でき、地域の絆も深まった」と喜んだ。
早朝に本殿清掃
「正月事始めの日」にあたる13日の早朝には、平塚八幡宮(浅間町)で恒例のすす払い行事が行われた。
同宮の職員や氏子総代など30人が参加し、朝6時から神事を執り行った後に大掃除を実施。笹の枝で本殿の天井や壁、柱のほこりを払ったり、本殿内の調度品や窓、床を拭いたりして1年分の汚れを取り除いた。参加者は「参拝者にも気持ちよく新年を迎えていただきたい」と白い息を吐いた。
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