平塚市消防本部は1月4日、2022年に発生した火災・救急・救助の件数を発表した。救急件数は1万6449件で、19年の1万5269件を上回り過去最多だった。新型コロナ関連の救急件数が大幅に増えていることが要因と考えられる。
救急件数のうち、新型コロナ陽性者や陽性疑いが1100件に上り、前年の200件を大幅に上回った。救急件数は前年比2211件の増加、救急支援件数は前年比209件増加の1181件だった。
不適切な分別火災の原因に
火災件数は前年比19件増の61件。そのうち6件がごみ収集車の火災で、適切に分別されなかったスプレー缶や乾電池などのごみから発火するケースがあった。消防担当者は「適切なごみ捨てをお願いしたい」と話す。
交通事故やエレベーターの閉じ込めなど救助隊が出動する救助件数は117件で、前年比16件の減少。水難救助件数は8件で前年比3件の増加だった。水難救助のうち自死とみられるのが4件(前年比3件増)、河川の事故が6件だった。バーベキューなどレジャー中の事故が多く、消防担当者は「ダム放流のアナウンスや川の地形に気を付けてほしい」と呼び掛けていた。
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