平塚・大磯・二宮・中井版
公開：2023年1月26日
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平塚江南高校（吉川亮校長）の卓球部・堀江美咲さん（２年）と、競技かるた部・内山純伶（すみれ）さん（同）が、それぞれ３月に行われる全国大会に出場する。大舞台への意気込みを聞いた。
卓球・堀江美咲さん
昨年11月に行われた県予選を兼ねる「神奈川県高等学校卓球新人大会」に出場した堀江さん。一昨年はベスト32に留まったため、「今年こそは上位に食い込む」と強気で大会に臨んだ。
ベスト８を決める試合では、相手選手に１セットを取られるも、落ち着いた試合運びと力強いスマッシュで優位に立ち、３対１で勝利を掴んだ。「一昨年の記録を大きく更新できてうれしい」と喜びを語った。
卓球をはじめたきっかけは小学生の時の家族旅行。母親が学生時代に卓球をやっていたこともあって、宿泊先で卓球台を囲んだ思い出が印象に残っていた。中学に進学すると自然と卓球部を選んだ。競技の魅力を「その日のコンディションで実力差が覆る。強い相手に勝った時が楽しい」と笑顔を見せる。
顧問の森谷清一教諭は「練習ではチームの中心で女子全体のレベルアップに寄与してくれている。他校からも名指しで練習試合の依頼が来るほど」と語る。
堀江さんは、３月25日から愛知県で開催される「第50回記念全国高等学校選抜卓球大会」に出場する。「今まで支えてくれた周囲の人たちに感謝したい。全国はレベルが高いが、落ち着いてまずは一勝」と意気込みを語った。
かるた・内山純伶さん
江南高校は毎年のように全国大会出場選手を輩出する競技かるた強豪校。内山さんは昨年10月県予選に出場し、８人の県代表メンバーに選出された。11月に千葉県で開催された「第29回関東地区高等学校小倉百人一首かるた大会」で準優勝を勝ち取り、全国出場を決めた。
県予選では、３回戦でシード１を下した強敵と対戦。「大会直前までは緊張していたが、本番になると集中できた」と振り返る。札を取る際、手を横に払うのではなく、真っすぐ手を伸ばす”突き手”を得意とする内山さん。「札読みの音の聞き分けが苦手」と話すが、札を取るスピードと、持ち前の本番強さを発揮し相手を下した。
初めて競技かるたに触れたのは、小学６年生の時に参加した大和市の伝統文化教室。着物姿で俊敏に札を取る姿に憧れ、この道に進んだ。部活はもちろん、地域の練習会などに顔を出してＡ級選手と手合わせするなど研鑽を積む内山さん。自身の武器を「負けず嫌い」と話す。
内山さんは、３月11日から東京都で開かれる「第18回全国高校生かるたグランプリ」に出場する。「当日は自分の力を発揮できるよう頑張りたい」と前を向いた。
卓球部の堀江さん
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競技かるた部の内山さん
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