神奈川県が昨年12月、今春のスギ・ヒノキの花粉飛散量の予測を発表した。これによるとスギ・ヒノキともに昨年春に比べて大幅に増加し、例年よりも多い「大量飛散」が予測されるという。
スギ調査は昨年11月、県北部、県央部、県北西部、県西部の4つの地域で計30カ所、ヒノキ調査は昨年12月、計40カ所で実施。雄花の着花状況を1本ごとに観察し、スギは4段階、ヒノキは6段階で点数化。平均値を調査箇所の着花点数とした。
この調査によると、スギ林の平均値は26年間の平均45・8点を大きく上回り77・8点で過去最高の値となった。一方ヒノキ林も、過去11年間で2番目となる59・8点という高い値だったという。
同センターによると、スギ・ヒノキは猛暑だと雄花の着花量が多くなる傾向にあるという。今回については「昨年7月の猛暑と、前年の雄花の着花がやや少なかったことが、着花量が多くなった要因と推定される」と分析している。
スギ花粉の例年の飛散時期は2月中旬から4月上旬ごろまで、ヒノキ花粉はスギ花粉が終息する3月下旬から飛散が始まり、4月中旬からゴールデンウィークごろまで飛散することもある。
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