高校生が地域や社会の課題解決に向けた活動の成果をプレゼンテーションする、全国高校生体験活動顕彰制度「地球探求プログラム」で、平塚中等教育学校メディア部の大瀧睦さん(4年次生)と金城圭悟さん(同)が国立青少年教育振興機構特別賞を受賞した。
同プログラムの全国ステージは、2月11日と12日に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催され、同部は、市制施行90周年記念事業の一つである「平塚版SDGs自分ごと化プロジェクト」での活動内容をプレゼン。「質疑応答でテンポよく答えられるよう心掛けていたので、思っていたよりも緊張しなかった」と声をそろえる。受賞を受け大瀧さんは「やってきたことが実ってよかった」と安堵の表情。金城さんは「他のグループの発表に刺激を受けた。自分たちが受賞できるなんてうれしい」と喜んだ。
同プロジェクトは、市内で活動する団体等が市制施行100周年にあたる10年後に向けた「ひらつかの将来像」と、SDGsのゴールを関連づけて発表する動画を制作・公開するもので、同部の生徒が動画のアイデアを提案し、撮影や編集を行った。
未経験の編集作業
昨年3月、市からプロジェクトの依頼を受けた同部は、SDGsに取り組む市内10の企業や団体を調べ、動画撮影を開始。2人とも動画編集は未経験で、「動画編集を得意とする部員が少なかったので、編集に苦労しました」と吐露。10月の文化祭に間に合うように完成させた。大瀧さんは「普通の高校生ではできない社会経験ができた」と振り返り、平塚市在住の金城さんは「動画を見ることで、市の魅力が伝われば」と話した。
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