平塚湘南ロータリークラブ(湘南RC/小沢博会長)が3月18日、フィリピンのシキホール島で「届け愛と平和のハーモニー〜鍵盤ハーモニカコンテスト」を開催した。現地の小・中学校、高校に通う児童・生徒約1200人が、平塚から贈られた鍵盤ハーモニカで美しい音色を響かせた。
鍵盤ハーモニカは地域のボランティア団体「浜岳リーダーズクラブ」や市外の団体を通して小学校などから集めたものを譲り受け、湘南RCがシキホール島に送った。「厳しい教育環境にある人たちに支援の輪を」と始まったこの取り組みは2014年から続けられ、これまでに500台以上が届けれらている。大会は新型コロナの影響で20年から休止となっていたが、4年ぶりに開催された。
現地では楽器の指導者がいないため湘南RCがボランティアを派遣。当日は指導を受けた子どもたちが、フィリピン国歌などの課題曲を踊りや鼓笛隊のパフォーマンスを交えて演奏した。またロシアのウクライナ侵攻を受け、ジョン・レノン『イマジン』を会場全体で合唱し平和への思いを届けた。
湘南RCの井手隆夫国際奉仕委員長は「寄付品を集めてくれた平塚の子どもたちに感謝。これで終わりにせず、日本とフィリピンの交流をもっと深めていきたい」と思いを込めた。
同クラブでは鍵盤ハーモニカの寄附も随時受け付けている。
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