平和の尊さを再確認する「市民平和の夕べ」が、8月11日(金・祝)の午後6時30分〜8時に平塚市総合公園の大池とマザーアース周辺で開かれる。1945年7月16日に受けた平塚空襲で多くの一般市民が犠牲となった歴史を振り返りながら、灯ろう流しやキャンドル点灯、学生によるコーラスなどで平和への思いを共有する。
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平和意識の普及と啓発を図るため、「アイ・ラブ・ピース」を合言葉に市が取り組む平和推進事業の一環として実施。昨年市制施行90周年記念としての開催を予定していたが、台風の影響で規模を縮小して行われた。正式な開催は、4年ぶりとなる。
3色の灯ろう彩る
公園内の大池では、あさぎ・ピンク・クリームの3色の灯ろう用紙に、来場者が平和への願いを書いて流す灯ろう流しが行われる。先着700個。
そのほか、池の西側にある地球をイメージした球形のモニュ メント「マザーアース」と大池の周りに、約350個のキャンドルを点灯。マザーアースの前にはキャンドルで「I ♡ PEACE 2023」の文字がかたどられ、温かな明かりが灯る。
2校合同コーラスも
6時40分からは、平塚中等教育学校と平塚湘風高校の合唱部がコーラスを披露。2校合同で『花は咲く』と『故郷』を歌唱する。また折り鶴ボードの作成では、市内の中学生が描いた母親に抱かれ安心して眠る子どもが描かれたデザインの『優しい時間』に、1000羽の折り鶴を貼っていく。この鶴の一部は、7月27日に市内の中学生ボランティア10人によって折られた。
7時30分からは、戦争の現実と食糧難を描いた平和アニメ映画『一つの花』の上映も実施される。
問い合わせは市行政総務課【電話】0463・21・9754。
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