平塚警察署管内で今年発生した交通事故件数が、前年同期比で2割近く減少したことが同署への取材で分かった。中でも、昨年県内ワーストだった自転車事故は73件減って158件となり、同署は「AIを活用した夕方・夜間の巡回などにより、事故に歯止めがかけられているのでは」と話す。
今年9月14日現在の事故発生件数は505件で、前年同期比で110件減った。自転車事故は231件から158件と3割以上減少、高齢者関係の事故も230件から175件に減った。今年に入ってからの死者数は1人(前年同期比マイナス2人)だった。
同署管内では昨年1年間で、大和署管内に次ぎワースト2位となる878件の交通事故が発生。自転車事故は308件で県内ワーストだった。
今年に入り自転車、高齢者関係の事故が大幅に減少したことについて、交通課ではAIによる事故発生予測マップを用いた警戒活動や、警察官がスポーツタイプの自転車に乗って街中を巡回する「湘南平塚サイクルポリス」の存在などが事故減少につながっているとみる。
事故発生予測マップは、朝方と並んで事故が多い午後6時から9時の事故データをAIが分析。注意エリアが色分けされた地図を参考に、赤色灯を付けた警察車両などで巡回にあたっているという。
同署では「交通ルールやマナーを守り、加害者にも被害者にもならないよう心掛けてほしい」と呼び掛けている。
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