消防の救助技術を競う第51回全国消防救助技術大会が8月に北海道で行われ、平塚市消防本部海岸消防水難救助隊の消防副士長・田中勇大さん(27)が複合検索(水上の部)種目で全国2位に輝いた。
全国の予選を勝ち抜いた隊員が陸上の部と水上の部それぞれ8種目に分かれて訓練の成果を披露した同大会。
同種目は水中の行方不明者捜索を想定し、マスク、シュノーケル、フィンを装着した状態でスタート。障害物に見立てた救命浮環をくぐったり、水底に沈められたリングを拾いながら50mプールを泳ぎ、ゴールまでのタイムと安全・確実性を競った。
神奈川県大会で1位、関東大会で3位の好成績で勝ち上がった田中さんは、25人が出場した同種目で24・8秒を記録して準優勝となった。
水難救助隊員として、4年目の田中さん。総合公園や湘南海岸公園のプールなどで訓練を積んできた。「訓練の準備をしてくれた人など、周りのおかげでこの好結果を出せた」と感想を述べた。
9月25日、落合克宏市長を訪問し、結果報告をした田中さんは「災害時もミスはできない。準優勝で自信がついたので、現場でも冷静な判断を下せるように活動したい」と話した。
|
|
|
|
<PR>
平塚・大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
納税表彰に22個人・団体11月22日 |
|
|
|
|
<PR>