平塚の特産魚「シイラ」を広める活動を行ってきた港小学校6年生の児童が、地元商店などと協力して11月26日(日)まで景品がもらえるスタンプラリーを実施している。9日にはこれまでの活動を紹介する報告会を開催した。
スタンプラリーは鳥仲商店(黒部丘)、ごはん屋さん(夕陽ケ丘)など市内の飲食店10店舗が参加。期間内に参加店でシイラを使った特別メニューを食べることで専用の台紙にスタンプを集め、数に応じて児童らが開発したキーホルダーなどの景品がもらえる。スタンプをすべて集めると表彰状が贈られる。
特別メニューはシイラの仕入れ状況に伴い、欠品している場合がある。その際は飲食をして「シイラはおいしいら」と言うとスタンプがもらえる仕組みだ。
港小6年生の児童らは、5年生の時からグループごとに分かれて校内外に向けてシイラの魅力をPRする方法を模索。200店舗ほどに手紙を出し協力を呼びかけたほか、SNSの立ち上げやレシピの考案、PR動画の作成などを行い準備を進めてきた。活動当初から見守ってきた市漁業協同組合の伏黒哲司さんは「児童たちがここまで盛り上げてくれて感謝。シイラの魅力がもっと広まれば」と語った。
報告会に76人
港小学校の体育館で開かれた9日の活動報告会には保護者ら76人が参加。協力店の魚屋魚八(紅谷町)から森川哲郎さんを招いてシイラの解体ショーも行われた。
担当の市川拓弥教諭は「地域の方の反応が得られたのがうれしい。子どもたちもこの体験を忘れないでいてくれたら」と話した。
(問)同校市川教諭【電話】0463・21・0412
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