市立土屋小学校(五十嵐透校長/児童数85人)は今年6月9日、創立150周年を迎えた。12月9日には、同校体育館で「全校音楽会」と「記念式典」が行われ、児童、来賓、保護者合わせて約380人が参列した。
音楽会では、全児童がこの日のために練習した合唱や合奏を披露。土屋小学校と関係者に向けて祝いの音楽を届けた。
式典ではじめの言葉を担当した児童は、「長い歴史の中でこの年に在校生としていられたことがうれしい」と伝えた。五十嵐校長は「教育目標は”全員が幸せになれる学校”。在学中だけでなく、生涯にわたりそうであってほしい。苦しい時は周りの仲間に頼って」とあいさつした。
神大跡地で活性化
児童の代表は「私たちの土屋 未来の土屋」と題し、どうしたら地域に人が集まるかを考え発表した。ある児童は、土屋地区から出るバスの本数が少ないことを指摘。解決策として「神奈川大学の跡地を利用すること」を挙げ、湘南ひらつか七夕まつりの露店の出店場所にすることなどを提案した。また、買い物をするところが少なく不便であると訴え、神奈川中央交通のバスを利用して移動型スーパーを作りたいと話した。
児童が祝賀太鼓披露
各地区に分かれて児童が祝賀太鼓も演奏。力強い太鼓の音色が会場全体に響き渡った。校歌斉唱や同校のあゆみがまとめられたスライドショー、卒業生からのお祝いメッセージの上映なども行われ、最後は出席者の笑顔あふれる記念撮影で式典が締めくくられた。
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