寺田縄在住の佐々木宏樹さん(45)が、10月にアメリカのアリゾナ州で行われた水上バイクの世界大会「IJSBA WORLD FINALS2023」マスターズスキーGPクラス(45歳以上のクラス)で優勝し、世界一に輝いた。
世界各国から16人が集まった決勝。1周約1・2Kmのコースを10周するレースを3回行い、着順によるポイント制で競った。
佐々木さんは、アメリカ人選手と同率1位で最後の3レース目を迎えた。8周まで2着で走っていた佐々木さんが、終盤でトップに立ちそのままゴールした。
2019年に同大会のベテランズGPクラス(30歳以上のクラス)でも優勝していた佐々木さんは2度目の栄冠に、「最後は意地だった。若い選手にも伝えている諦めずに攻め続けるということを自分の姿で示すことができた」と大会を振り返る。
11月30日に落合克宏市長を表敬訪問した佐々木さんは「日本では競技人口が減ってきている。自分が大会などで活躍することで多くの人に知ってもらえたらうれしい」と話した。
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