第66代平塚青年会議所理事長に就任した 猪股 大輔さん 立野町在住 38歳
地域に必要な人材育成を
○…今年で65周年を迎える同会議所。平塚市、大磯、二宮町の若手経済人が地域を発展させるために活動している。「100年続く団体でありたい」と新理事長として未来に目を向ける。今年のスローガン「チャレンジ」には、「昨年まいた可能性の種を発芽させるために、様々な挑戦をする年」という思いを込めた。
○…理事長就任と同時期に、家業の石材店「イシックス」の社長の座を継いだ。「幼い頃から、先代である父親の姿に憧れ、いつか石屋で働きたいと思っていた」といい、早稲田大学でマーケティングを学んだ後に一般企業へ就職後、2010年に同社へ入社した。来年、設立30年の節目を迎える重みを感じながらも、「実感が湧くのは、もう少し先かも」と穏やかに話す。
○…野球漫画『巨人の星』に登場する星一徹に似ているという父と母、兄、弟、妹に囲まれて育った。2016年に結婚し、現在は3歳の愛娘がいる。「娘の希望で家族3人で水族館に行くことが多い。特に、近場ではあまり見ることができないマンボウに娘が夢中。探しに行くのを楽しんでいる」と笑顔。
○…14年に入会した同会議所では、「人のため、地域のために自分の時間を注ぐ仲間を見てきた。見習いたいと思える価値観を知った」と活動に情熱を注ぐ会員の姿に心を打たれた。2月は、生成AIを学べる例会を開催する。「会員や来場者がここで得たことを、仕事やプライべートで活用してくれたら。使いこなせれば今の世の中に必要とされる人材になる」。他に、防災や地産地消、湘南ひらつか七夕まつりでの自主事業など多くの活動を展開していくため、共に活動する新しい仲間の入会も待ち望んでいる。
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