平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日：2024.02.15
平塚保健福祉事務所管内
新型コロナ５週連続増加
平塚保健福祉事務所管内（平塚市、大磯・二宮町）11カ所の定点医療機関で報告された新型コロナウイルス感染症の報告数が、２月４日までの１週間で１９３人に上った。定点当たりの患者報告数は「17・55」となり、前週の「16・82」からわずかに増加。今年に入ってから、１月７日までの１週で39人、２週で80人、３週で１４３人、４週で１８５人、５週で１９３人と５週連続で増加を続けてる。
県は新型コロナについて、県内約３８０カ所の定点医療機関から毎週患者数の報告を受けている。その週の報告数を報告医療機関数で割った値を定点当たり報告数と呼び、定点当たりの新型コロナ感染症の報告数を表す。
感染症に詳しい平塚市医師会副会長で中村小児科医院の中村千里院長は、「症状が軽くなってきている。子どもに関しては従来の風邪とほとんど変わらなくなってきている。成人の感染者も軽症化がみられるが、高齢者にとっては辛い感染症に変わりない」と話す。「うがい手洗いに努め、室内の換気によって湿度を保つことが大切。この季節はマスクの着用も一定の効果が期待できる」と話している。
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