龍城ケ丘プール跡地(龍城ケ丘)の公園整備計画について、平塚市は新たに7億円の事業費を新年度当初予算案に盛り込んだ。建築資材の高騰や人件費の増加などで予算の見直しを迫られたためで、開業後20年間の維持管理費を含めた総事業費は23億円に膨らむことになる。
公園整備について、市は2018年に駐車場や広場など公園部分の整備費を10億円、開業後20年間の維持管理費を2億円と算定。翌年には、維持管理費を4億円増額して計16億円の債務負担行為額を設定している。
当初は21年12月の着工予定だったが、これまでに塩や風が周囲に与える影響の調査や、交通安全対策上の観点から施設配置を見直したことなどにより延期を繰り返してきた。開業は計画から2年半以上遅れることになり、この間に生じた物価高騰や建設業界の働き方改革による工期延長などを受け、市は事業者と共に事業費の見直しを進めていた。
新たに追加する7億円は、24年度から20年間にわたって市が負担する。市みどり公園・水辺課によると、事業費のうち整備にかかる17億円については、6億7千万円を国庫支出金で賄うという。
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